2012年度主要開講科目

オフィス・アワーズ: 木曜日 1640-1740 (前期講義期間中)
              ※他の曜日・時間での来室を希望する院生・学生は、事前に電子メールで予約して下さい。

※各開講科目の受講者に対する案内・通知は、社会工学専攻・社会工学科の電子掲示板と掲示板(大岡山西9号館5階)で行っています。受講者は定期的に確認して下さい。


大学院(社会理工学研究科社会工学専攻)

○「法哲学」(社会工学専攻科目、前期)

社会工学が目的とする公共的問題の的確な発見と適正な緩和のためには、規範的概念の正確な理解が不可欠です。この科目では、規範的概念が長年にわたって考究されてきた法哲学のなかの法価値論(より狭く「正義論」とも呼ばれます)をおもにとりあつかいます。公共的問題対処における最重要概念である正義に関して詳説し、他の主要概念である自由・平等について概説します。この科目は、講義セッションと質疑・討論セッションからなる討論型授業の形式で行われます。

修士課程・博士課程ニューパラダイムコース・他専攻・他大学の学生を対象とする平日クラスと、博士課程ノンプロフィットマネジメントコースの社会人学生のみを対象とする土曜集中クラスとが、原則的に予定されています。

この科目は、平成22年度東工大教育賞最優秀賞を受賞しました。

平日クラスのシラバス・講義資料:
東工大オープンコースウェア(Tokyo Tech OCW

平日クラス・土曜集中クラスに共通の参考書(欧米の思想家の著作):
参考文献


○「政治哲学」(大学院文明科目、後期)

近現代の政治哲学上の主要学説を学ぶことを通じて、今日の公共的問題について自ら思考する能力を高めることが、この科目の目的です。2012年度には、ジョン・ロールズの正義理論の概要を修得するとともに、そのインパクトを受ける一方で批判も提起されることを通じて生成・発展してきたいくつかの研究領域を探索します。この科目は、講義セッションと質疑・討論セッションからなる討論型授業の形式で行われます。

シラバス:
東工大オープンコースウェア(Tokyo Tech OCW

教科書:
使用しません。授業時に、予習用コピー資料の配付と一般的参考書の指示を行います。


Advanced Topics in Ethics and Economics (fall term)

This course offers a philosophical analysis of two central concepts in the areas of ethics, economic theory, and political philosophy: justice and equality. Readings come from the works of contemporary philosophers and economic theorists, including John Rawls, Amartya Sen, Ronald Dworkin, and Derek Parfit. Some background in moral philosophy and political philosophy is helpful; however, technical knowledge in these fields is unnecessary.

Syllabus:
Tokyo Institute of Technology Open Courseware (Tokyo Tech OCW)

Information:
International Human Economic Science Special Course



学部(工学部社会工学科)

○「社会科学原論」(社会工学関係科目、前期)

公共的問題を発見し解決してゆくためには、社会科学的知識は欠くことができません。学生の皆さんがそれぞれ、社会科学の諸分野のいずれかを選んで学習を進めてゆくための準備段階として、諸分野に共通する基本事項を理解することが、本講義の目的です。人間の知識全体における社会科学的知識の位置を示した上で、近代社会科学の歴史を概観した後、基本概念と研究方法の区分について説明し、実証研究を行う際の方法論的留意点を解説してゆきます。

この科目は、平成20年度に開講されて以来、工学部開講科目のうち学生授業評価が最も高かった1つとして、平成20年度前期平成21年度前期(学内限定ページ)に選抜されています。

シラバス:
東工大オープンコースウェア(Tokyo Tech OCW

教科書:
使用しません。
授業時に、予習用コピー資料の配付と一般的参考書の指示を行います。

参考書:
G
・キング=RO・コヘイン=S・ヴァーバ(真渕勝監訳)『社会科学のリサーチ・デザイン:定性的研究における科学的推論』勁草書房、2004
清水和巳=河野勝編『入門政治経済学方法論』東洋経済新報社、2008
山脇直司『新社会哲学宣言』創文社、1999
ジュリアン・バッジーニ=ピーター・フォスル(長滝祥司=廣瀬覚訳)『哲学の道具箱』共立出版株式会社、2007


○「法システム」(社会工学関係科目、後期)

公共的問題を発見し解決する1つの重要な制度複合体が、法システムです。この講義では、法哲学の観点から、法システムに関わる基本的論点について考察します。おもな論点は、@社会工学における法の重要性、A法の命令モデル、B法のルール・モデル、C法の原理モデル、D権利の本性です。

この科目は、平成17年に開講されて以来、工学部開講科目のうち学生授業評価が最も高かった1つとして、平成17年度後期平成19年度後期(学内限定ページ)に選抜されています。

シラバス:
東工大オープンコースウェア(Tokyo Tech OCW

教科書: 未 定



大学院・学部共通

○「研究室ゼミ」(前期・後期)

法哲学・政治哲学等における基本的知識を習得し今日の主要な研究を把握することによって、各自の思考力を向上させるために、教科書・基本文献を輪読し討論を行います。
※これは単位を取得できる正規科目ではありません。

教科書:
田中成明『現代法理学』有斐閣、2011
ほか



過去の開講科目

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最終更新日 2012/4/10