齋藤研究室

東京工業大学 工学部社会工学科

大学院社会理工学研究科社会工学専攻

Projects

研究室で取り組むプロジェクト紹介

 都市交通新潮流調査プロジェクト 2015年度~

<2015年度調査内容:都市景観創造にかかる国内LRTの可能性>

 中心市街地の空洞化や高齢化に伴う交通問題、環境への配慮に関する諸問題に対して、これまで公共交通を活かしたまちづくりという視点での取り組みが国内では十全におこなわれてこなかった。そのなかでLRT(Light Rail Transit)は、乗合バスに比べて定時性や輸送人員規模が大きく、輸送人キロあたりの二酸化炭素排出量が少ないため、欧米で多く導入され国内でもその効果が注目されている。

 これからの都市景観を検討するうえで、昨今の都市交通はどのような役割を果たしているか、この命題を解きうる各交通手段を探ったところ、LRTが最も適したものであるとの結論に至った。道路上に軌道や電停などの設備が配置されるLRTは、都市の中で目につきやすく、都市景観に与える影響が強い。まちづくりとの連携を伴うLRTの導入によって、都市景観はどのように形成されていくのかを明らかにするため、各意匠面に着目し、現地調査や専門家によるレクチャーを基にして、2015年度は国内LRTの調査をおこなった。

 以下に示す、本論第1章ではLRTの取組や導入背景、各要素について概観し、第2章では、本調査でおこなった手法と内容を詳らかにし、レクチャーの内容を紹介する。そして、第3章において、車両デザイン、軌道敷、電停などLRTの各要素に着目して項を分け、生身の人間との「親近性」というキーワードを各項共通の視点として照射し、LRT 導入によって都市景観がいかに形成されていくか、その独自の可能性について具体的考察をおこなう。

 

【2015年度調査報告書内容(PDFファイル)】

※以下に用いた文書、写真の著作権は齋藤研究室に帰属します。当該文書、写真転載希望の場合は必ず使用目的を明らかにしたうえで齋藤研究室に事前に連絡相談してください。連絡先:Contactページ

目次 (371KB)

第1章 国内におけるLRT の取組 (502KB)

第2章 都市景観創造にかかるLRT の可能性 - 調査とレクチャー (501KB)

<第3章(以下各項ごとに)>

   ・3章目次 都市景観創造にかかるLRT の可能性- 考察 (326KB)

 ・第1項 LRT の「親近性」からみた車両外観の意義と課題 (1,497KB)

 ・第2項 LRT が種々の都市状況と創り出す価値 (1,437KB)

 ・第3項 LRT の「親近性」から見た軌道敷の象徴的意味 (936KB)

 ・第4項 LRT への「親近性」を高める車両デザイン- 利用の観点から (1,395KB)

 ・第5項 LRT の「親近性」から見た電停の意義とその「特権性」(1,334KB)

 ・第6項 LRT と交通結節点における環境創造 (1,694KB)

まとめ、脚注、引用、参考文献等 (329KB)

 

報告書全文 (7,285KB)

 

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