真野研究室進行中のプロジェクト

現在真野研究室では以下のような研究プロジェクトを行っています。

高岡 〜木密地域での防災とアートまちづくり〜

高岡市は、1609年に加賀藩二代藩主・前田利長によって高岡城の城下町として開かれたことが街の起源とされています。利長が城下繁栄の狙いで鋳物師や指物屋を城下に住まわせたことから、高岡銅器、高岡漆器という伝統的工芸品が産業として残っています。しかし需要の変化に伴い、両産業とも徐々に衰退しています。また、金屋町、山町筋といった歴史的まちなみが残るエリアがあるなど、歴史都市としての風情があります。しかし、多くの地方都市の抱える課題が近年深刻化しており、首都圏への人口流出や少子高齢化、それに伴う中心市街地における空き家の増加という問題が発生しています。これらの課題解決を目指し、真野研の活動は行われています。

向島 〜木密地域での防災とアートまちづくり〜

向島は東京都墨田区の木造密集市街地で、関東大震災や東京大空襲の災害を経て、今もなお多くの路地や長屋が残っています。真野研究室では、地元の住民組織と協力した防災まちづくりや、NPOが主催するアートプロジェクトに参加しています。

尾道 〜斜面地から描く地域再生ビジョン〜

尾道市は瀬戸内海に面した広島県東部に位置します。尾道三山と尾道水道に挟まれた港町は、かつて北前船の寄港地であり、全国各地の産物が集積する流通拠点として賑わいました。その後、造船業の発展とともに山手を開き現在の旧市街地を形成していきました。発展の過程では多くの寺院や茶園などが斜面地に建てられ、文豪たちが居住していたことから「寺のまち」「坂のまち」「文学のまち」と呼ばれ、独自の文化的側面を持つ個性豊かな街です。2012年には歴史的風致維持向上計画が認定され、斜面地や小路を中心とした歴史的資源の保全に取り組んでいます。

飯山 〜新幹線駅周辺の都市空間デザインとまちづくり〜

飯山市は、長野県北信地域、上杉謙信が築城した千曲川沿いの城下町を起源とする街(人口2.2万人、面積202.43km2)です。全域が特別豪雪地帯に指定されており、鍋倉山ブナの森や菜の花畑、茅葺き民家・寺院等、四季の自然と歴史的資源が調和し「ふるさとの原風景」と呼ばれる素朴な風景を形成しています。

石巻 〜被災地のまちづくりプロセスデザイン〜

石巻は、古くから北上川水運の要所として、米の積み出しなどで発展し、近年は漁業と水産加工、製紙業を主な産業としています。東日本大震災によって、沿岸部を中心に甚大な被害を受けました。元々の課題である中心市街地の衰退と復興を同時に考えていくことが求められています。

Copyright(C) 東京工業大学 真野研究室 All Rights Reserved.