東京工業大学本部 > 社会工学専攻・社会工学科 > 国際的社会起業家養成プログラム
総合案内大学院社会工学専攻
修士課程
制度設計理論(経済学)プログラム
公共システムプログラム
時空間デザインプログラム
博士課程
ニューパラダイムコース
  制度設計理論(経済学)プログラム
公共システムプログラム
時空間デザインプログラム
ノンプロフィットマネジメントコース
  国際的社会企業家養成プログラム(平成19年度新設)
お知らせ
シラバス
教員一覧
最近の研究、学生論文
ディスカッションペーパー
奨学金
工学部社会工学科入学案内
大学院社会工学専攻
工学部社会工学科
就職情報
関連リンク
社会工学図書室
International Human Economic Science Special Course
大学院社会理工学研究科
東京工業大学本部
東京工業大学のオンラインサービス

国際的社会起業家養成プログラム

学術教育にフィールドワークを加えた実践力の教育

世界では今、「社会起業家」という新しい生き方が広がっています。

環境保護、難民支援、医療サービス、紛争解決、人権擁護、教育など、さまざまな社会問題に取り組むには経済的、経営的に持続可能な、自立したシステム作りが不可欠です。こうした問題意識から、新しいアイディアに基づき、社会に貢献する革新的なシステムづくりに取り組んでいるのが、「社会起業家」と呼ばれる人たちです。

東京工業大学では、実学の伝統を踏まえ、世界最高の理工系大学としての知識基盤をフルに活用し、フィールドワークと学際的アプローチにより「社会起業家」を輩出していこうと、新しい大学院教育プログラムを立ち上げました。この「国際的社会起業家養成プログラム」*は、実践力と理論を兼ね備えた国際的な社会起業家の育成を目指す、21世紀の新たな大学院プログラムです。

* 本プログラムは、日本学術振興会の平成19年度大学院教育改革支援プログラムに「実践・理論融合の国際的社会起業家養成プログラム」として採択されています。

>>国際的社会起業家養成プログラムのサイトへ

プログラムの目的 

ICTをはじめとする科学技術の急速な発展とグローバル化の進展は、莫大な富を生み出す一方で、貧困、長期失業、高齢者問題、環境問題など、さまざまな分野で深刻な問題を引き起こしています。先進国を中心とした温室効果ガスの大量排出によって、地球が今や深刻な環境問題に直面しているのも、その一例です。

こうした問題を解決するために、革新的なアイディアに基づき持続可能な新しいシステムをつくり、社会イノベーションの実現に取り組んでいるのが、「社会起業家」たちです。

社会工学専攻では、長年、学際的アプローチによる社会問題への取り組みを追求してきました。卒業生の中には、国内や海外で「社会イノベーション」に取り組んでいる人も少なくありません。

国際的社会起業家養成プログラムは、この社会工学専攻の伝統を生かし、最高の理論と実践的なスキルを兼ね備えた国際的な社会起業家を養成することを目指しています。

 

渡辺 孝
プログラム担当教授

社会イノベーションの具体例―ムハマド・ユヌス氏とグラミン銀行

2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏は、バングラデシュの貧困層にある人々に無担保で少額の融資をするグラミン銀行を1983年に創設し、貧しい人々の生活向上に大きく貢献しました。

貧困層へ融資する銀行という誰も考えなかった事業を、「貧しい人でも、資金さえあれば商売を始めて利益を上げることが出来る」という信念のもと大成功させ、現在ではバングラデシュの600万人の貧しい人々(大半が女性)に資金を提供しています。このマイクロクレジットと呼ばれる革新的な少額融資制度は、グラミン銀行の成功を契機としていま世界中に広がっています。

プログラムの特色 

社会工学専攻内に設置された大学院プログラム

社会工学専攻の公共システムプログラム(修士・博士後期課程)およびノンプロフィットマネジメントコース(博士後期課程)内に設けられたプログラムです。また、現在、他専攻に在籍する留学生で、帰国後、社会起業家を目指したい学生も、このプログラムに参加することができます。

社会イノベーション事業の構築(海外プログラム)

海外の大学および国際機関と連携し、社会イノベーション事業構想を持つ留学生を受け入れ、本プログラムに在籍する日本人学生とペアになって、事業計画を作成します。留学生は、実行可能なレベルまで構築した事業計画を自国に持ち帰り、実施のための活動を、日本人学生は日本側でのサポートを行います。また、事業構想を実現するために解決しなければならない技術的課題がある場合は、大学研究者による開発サポートを行います。

実践的なビジネスプランの策定能力の養成(国内プログラム)

NPOアサザ基金、ビッグイシュー日本、NPO birthなど、優れた事業アイディアを持っていて、国内で社会イノベーションを追求する組織でのインターンシップ・プログラムに参加することができます。課題の本質を見極め、海外における先行事例を現地に滞在してグローバルに調査したうえで、実効性のある事業計画を策定して派遣先組織に提案します。インターンシップを通じて、実践的な事業計画の策定能力を養成します。

在籍生からのコメント 

インターンシップに参加して

私は当コースを通じ、現在「有限会社ビッグイシュー日本」でインターンシップ活動を行っています。ビッグイシュー日本はビジネスの戦略を用いながらホームレスという社会問題に向き合っており、その活動理念や運営手法、日々現場で生じている問題への対応など学ぶところが多いです。3月にはビッグイシューの発祥地であるイギリスへ渡り、その戦略や姿勢を学ぶとともに、日本における社会イノベーションの可能性を探りたいと考えています。

 

河西 奈緒
社会工学専攻
修士課程在籍

社会起業の現場と理論をつなぐ

私は社会起業家として、実務(障がい者就労や社会起業コンサルティング)を行ってきました。しかし「理論と実務をつなぎたい」との思いが高まり、東工大大学院ノンプロフィットマネジメントコースに入学しました。社会人入学が認められており、多忙な仕事の合間を縫って、全国から多様な経歴の持ち主が集います。議論は毎回白熱します。ノンプロフィットマネジメントや、社会起業家について研究できるコースは日本国内でも珍しく、世界の潮流に合致した、将来性の高い分野と思います。

環境問題や貧困等、社会の課題は、日本も世界も山積していますが、社会単位のイノベーションをどう起こすのか。国内外から、志ある方の参加を、在籍生一同、お待ちしております。

 

田辺 大
社会工学専攻
博士課程在籍

カリキュラム 

詳しくはノンプロフィットマネジメントコース公共システムプログラムをご覧ください。

公式サイト 

>>国際的社会起業家養成プログラムのサイトへ

このページのトップへ
 
このサイトについて  © 2004-2006 Tokyo Institute of Technology